岡山市南区若葉町にある全蓋式アーケード商店街
その名も若葉サンショッピングタウン
アーケード商店街といっても、すでにシャッター街と化しており、お買い物にくる雰囲気ではない。
最寄駅は備前西市駅なのだが、最寄りという近さではなく、基本的には岡山駅あたりから岡電バス 松浜町経由 岡山ろうさい病院行に乗って40分程かけてくることになるだろう。
昔は賑わっていた街並みも、変わってしまった
以前は近くに岡山臨港鉄道の並木町駅(岡南藤田駅)という駅があったようで、その駅前商店街ということだったようだが、そのうち鉄道も廃止され、人々の交通の便から取り残されてしまったのだろう。
ちなみに、昭和50年の空中写真を見ると、東側にもう1本アーケードがあったようで、
今残っているアーケードと繋がっていたようです。
また近辺には、スナックなどの飲食店や、商店街の跡地のようなものが残っています。
アーケード内に潜入
2階の安全策部分のオレンジ色のプラスチックがレトロですね
いつから置かれているのだろう布団
全体的にほこりにまみれてます、もう掃除するとかっていうよりは取り壊されるのを待っているといった感じなのでしょうか‥。
随所に見られる違和感
ここを不思議スポットとして演出しているだろう謎の塗り残し
いや、あえてこういうデザインなのでしょうか‥
謎が深まるばかりです。
建物正面にスプレーで何かを黒く塗った後があった。
黒っぽいデザインにしていこうと思っているのかな。
建物内部は取り壊され、駐車場に
短いアーケードを進んでいくとこの場所に行き着く
多分昔はここにもお店が並んでたのだろうといった形跡が見られる。
床部分が防音石の駐車場部分と、昔のアーケード内のタイル床とで分かれている。
その他気になったもの
建物側面にあったこの標識、あまりないように思えるが岡山ではよく見かける標識なのだろうか。
アーケード内のお店に割り振られた数字、これは何を表しているのだろう。
建物正面にあるこのお店から大きめで音楽が流れており、結構賑やかだ。
なかなか不思議な場所だったように思う
令和の時代にもこのような昭和な場所が生き残っていて嬉しい反面、シャッター街と化したその姿はどこか物悲しさを感じる
これからも、このような場所をもっと記録に残していきたいと思う。